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「オオカミ」に関する事を様々な方面から探っていこうと思います。
その他、何かありましたらコッソリ教えて下さい('-'*)

■オオカミ=大神?
オオカミ・オホカミと呼ばれ「大きいカミ」=「大神」=「狼」 説もありますが
神を動物に例えたりする事も多く、恐るべき脅威を持つもの という意味の可能性が大きいと思います。
神とは、虎・キツネ・蛇と指す場合もあったので、狼=大神というものではなく、つまり神のように、場所・地域を所有する力を持つ支配者的存在ではないかと思います。
神のような存在だった狼がいた地域で、大神=オオカミ 説が広まったのかもしれません。


■狼の名前の由来?
オオカミって「けものへん」に「良」という字だから、良い動物…?
中国では、「蒼い」という意味には、「良」という意味を持ち「蒼く光る獣」から「狼」という意味があるようです。


■太陽狼?
太陽付近に光の斑点が現れる現象「幻日」。
この気象現象の民俗的な呼称は、デンマークやノルウェーでは「太陽狼」と言う。
アイスランドの農民はこの現象を「太陽が狼の挟みつけに遭う」と表現するという。
北欧神話の太陽を追う狼スコル、月を追う狼ハティを連想させますが、その一方で北欧の民俗信仰に「月を飲み込む狼」は存在していないそう。


■ライ麦オオカミ?
ドイツとポーランドにまたがるポンメルン州では、穀物の精霊は動物になるともいわれいて、
真夏の時期に農作業をしている農民が暑さにやられて倒れたりすると、「6本の足を持つライ麦オオカミに噛みつかれる」と表現することがある。


■千疋狼、千匹狼?
夜間に狼の群に襲われた人間が木の上に登り、狼たちがハシゴのように組んで樹の上の人間を襲おうとするものの後一歩で届かず、 親玉の化け物を呼びつける、というもの。
狼の上に狼…と考えると面白いですね。木彫りとかにありそうな…


■空のオオカミ?
オオカミ座(Lupus/The wolf)って、ご存知ですか?
夏の星座で、まだ若い星です。
この星座の由来は、リュカオーンという一族が民を苦しめていて、それを知ったゼウスがリュカオーンをオオカミの姿に変え、のちに天に昇り「オオカミ座」になった…といわれてます。
7月頃、南の夜空を見てみてはいかがでしょうか。


■魔女と狼?
中世のとある時代、大逆罪・魔術使用は重罪とされており、教会の勧告に従わない者は「狼」と認定され 罰として数年間狼のような耳をつけて毛皮をまとい、叫びながら野原でさまよわなければならない掟があった。(当時のフランスでは「狼人間が走る」と表現した/wikiより)


■狼男?
一般的に「満月を見ると狼に変身する」「銀の弾丸で撃たれると死ぬ」という設定を目にするが、これらは20世紀の映画や小説において創作された作品が広まったものらしい。
元々は人喰いを好むオオカミを指す言葉でそれが伝承の影響によってオオカミに変身する人間と変化したといわれている。






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